File 0011 桐子モダン…TOCOMスクエアから歩いて4分

桐子モダン外観1

お昼休みに辺りの散策をしていて見つけた、ビルとビルの谷間にちょこんと佇む一軒のショールーム。

日本橋本町の江戸通りからも昭和通りからも一本中に入った小路にある「桐子モダン」。

何でしょうか?

 

桐子は“きりこ”と読みますが、あのガラスを刻んで細工する切子ではありません。

新潟県に本社を構えるイシモク家具が提案する、桐を使った新しい家具や生活アイテムのオリジナルブランドの名前。

桐に子をつけることで、単なる道具でなく人間の子供のように慈しんで欲しい…という願いが込められているのだそうです。

 

その桐子モダンのショールームが、県外では唯一、ここ日本橋にあるんです。

2007年9月にこの地にオープンして今年の秋で丸10年になるそうです。

 

新潟県加茂市は、桐箪笥の生産で7割のシェアを誇る日本一の産地。

桐の家具っていうと嫁入り道具の桐たんすなどのイメージで、現代の生活にはマッチしないのではないかと思う方も多いと思いますが、この「桐子モダン」のショールームにお邪魔するとそんなイメージが一気に吹き飛びます。

とってもオシャレですよね!!!

桐の座布団とテーブル 桐のタンス

桐子椅子 桐のフレーム

ショールームの中にある木材は、梁以外は全て桐で出来ているんですって。

桐のテーブルに桐の座布団。桐のチェスト、桐の椅子、桐のレコードジャケットフレーム

壁も床も桐です。

そうそう、外壁も桐が使われているんですって!

桐子モダン外観2

桐の椅子をすすめられてテーブルに着いてみると、まずは木肌の気持ち良さに驚かされます。

暑い中汗だくになってたどり着いたのに、テーブルに触れている手がペタペタしないんです。そしてクーラーが効いているにも関わらず冷たくならないんです??。

暫くしてくると今度は椅子のお尻へのあたりの良さに気づかされます。

クッションも敷いてないのに長時間座っていてもお尻が痛くならない!

 

桐ってなんだか凄い!!

お話を聞けば聞くほど驚かされるスーパー木材なんです。

軽い…!

まず何と言っても「軽い」

私がヘラクレスのように力持ちってわけではありませんよ。

本当に軽いので片手で、いえ、指一本でひょいと持ち上げることが出来ちゃうんです。

桐は細胞が蜂の巣状の構造になっていて気泡をたくさん含んでいるため、比重は水が1に対して0.3。

欅の半分の重さなんですって。

 

この蜂の巣状の構造のおかげで他にも色んな特性があるんです。

「熱伝導が低い」

だから冷やっとならないし、熱くもならない。

 

そして「防湿性・耐水性」

着物をしまうための桐箱や米櫃にも使われるのは、桐は湿気を遮断してくれるからなんだそうです。杉や檜などの他の木材と一緒に色水に漬けると、杉や檜は中まで色が染みているのに桐の場合、表面は染まっていても、中を割ってみるときれいなまま。水が浸透しないんです。

でも表面は普通に湿気を吸収してくれるので、肌触りはさらっとしてるんです。

桐子米櫃

「耐火性」

水だけでなく火にも強いんですよ。425℃まで耐えるんですって。

それ以上になると炭になるので燃え落ちちゃうことはないんだそうです。

ですから金庫の内側にも桐が使われているのだそうです。

大切なものは桐の箱にしまっておくと良いんですね。

 

「復元力」

柔らかい桐なので傷がついちゃうんじゃないかって心配になっちゃいますが、そうなんです。傷が付きやすい。でも心配ないんです!だってもとに戻っちゃうんですもん。

凹んだ場所に濡らしたタオルなどを置いてアイロンを当てると、どこが凹んでいたのかも分からないほど綺麗にもとに戻ります。

木材はもともとみんな復元力があるそうですが、桐はあらゆる木材の中で断トツの復元力を持っているんだそうです。

 

「防虫・抗菌作用」

桐はアクが強くて、実際に加工をする前に2年間も雨や雪にさらしてアク(タンニン)を抜くのだそうですが、そのアクが防虫や抗菌作用を発揮してくれるのだそうです。

米櫃に使われるのは防湿性だけでなく、防虫効果もあるからなんですね。

赤ちゃんの玩具にもうってつけです。

桐子おもちゃ

「音響効果」

蜂の巣状…多孔質というそうですが、耳に優しくやわらかい音が出ることから、琴を始め様々な楽器に桐が使われています。桐子モダンでは桐を使ったスピーカーを作っているんですよ。オーディオ・マニアにも好評なのだそうです。

桐子スピーカーとオーディオボード

そんな様々な優れた特性を持つ桐ですが、このショールームでの一番人気は、何と

桐のまな板なのだそうです!!

桐子まな板

一瞬、えっ??桐のまな板??って思いますが確かに考えてみれば理に適っているんです。

柔らかいから包丁の傷はつきますが、復元性が強いので、お湯で洗えば乾くころには傷はほぼ元通り。

しかも柔らかいので包丁の刃の減りが少なく、研ぐ回数も減ります。

防湿性があるから水が染み込まず乾きやすい。

乾きやすくてしかも抗菌性があるから黒ずみが出来にくい。

出来ちゃったとしても、表面を削っちゃえばいいんです。

6年ものまな板

これは6年使ったまな板ですが、削った裏面はこんな感じ。

削ったまな板

新品のような綺麗な木目です!!

10年は使えるそうです。

桐のまな板、べったら市では1日に500枚は売れる人気商品だそうです。

ちなみに、この日本橋ショールームだと定価より安く購入できるんですよ!!

20センチ×42センチの小サイズだと定価3,000円のところ2,600円(税別)で売ってもらえるんですって♪

桐子足浴

その他にも、私が気に入ったのはこの「足浴桐玉」って商品。

スミマセン…モデルが私の太い脚で。

直径3センチくらいの桐の玉の入った箱に足を入れるというものですが、ひんやりして、コロコロが足の裏を刺激してくれて凄く気持ちがいいんです!!

とても人気があって、いつ入荷できるか未定となっちゃってる商品なんですが、このショールームに遊びに行けばいつでも体験できますよ!

鈴木さんと亀井さん

ショールームに常駐していらっしゃるショップマネージャーの鈴木瑞代さん(左)と首都圏販売促進部部長の亀井淳行さん(右)

お二人が桐の魅力について分かりやすく教えて下さいます。

 

とかく高級家具などは展示場に行っても「お手を触れないで」などと書かれていますが、お二人いわく

「桐は触ってもらってその良さが分かります。まずは触って下さい。桐の良さを知って下さい」

ひやかしでも、見てるだけ~でも構わないから気軽に遊びに来て下さいとのことですよ!

 

「桐子モダン KIRIKO日本橋」

日本橋本町3-9-1

TEL:03-3808-0811

営業時間(平日):10:00~17:00

営業時間(土曜日):10:00~16:00

定休日:日曜日・祝日

http://www.ishimoku.co.jp/index.html

 

 

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TOCOMスクエアは、商品先物取引をこれから始めてみたいという方、ちょっとだけ興味があるという方にも気楽に立ち寄ってい頂けるスペース。

椙森神社の門前町として栄えた日本橋堀留町にあります。

堀留町はその名前の通り、運河の終点の地。江戸の昔から運河の水運を利用して船荷問屋が多く集まり賑わいを見せていました。

日本橋人形町エリアに立地し、金融街兜町にも近く、ビジネスマンや観光客で昼も夜も賑わいを見せている今注目のスポットです。

「TOCOMスクエアへ ようこそ!」ではTOCOMスクエアにお越し頂いた時にちょっと寄り道を楽しんで頂けるスポットや情報をご紹介いたします。(毎週金曜掲載)

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