全体的に相場は弱気入りし、

日経平均が1日で1000円以上に下げ幅を広げる、そしてNYダウが1000ドル以上に上げ幅を広げるという、なかなか凄まじい展開を見せておりますが

売りでも利益を上げられる投資家にとっては何よりのクリスマスプレゼント。

今年最後のTOCOM投資スクールレポートはインベスター俳優の廣瀬瞬がお送りしますよ。

 

 

今年最後の授業が行われたのは12/25のクリスマス。

クリスマス当日も投資のことが気になってしまう、こりゃなんともトレーダーの因果な部分です 笑

 

とは言え、海外市場は多くがお休みですし、それに合わせて日本の証券会社やFX会社も半ドン(「半ドン」って今もう使わないですよね 笑 若い子は知らないんじゃないかなぁこの言葉)の時間短縮営業ですから、こういう時は流動性も低くなりますし、売りと買いのスプレッド差も通常より広がりやすくなる為注意が必要です。もう過ぎたことですが一応ね。

 

さらに、通例ですと年末に向けて相場参加者も段々と寂しくなってきますので、この危険な調子はもうしばらく続くかもしれません。(例年になく荒れた2018年の12月相場でしたが。いえ、12月のみならずです。)

 

 

せっかく12/25に投資スクールがあったもんですから、我々もクリスマス仕様で当日はお届けしました!

 
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ななみんはトナカイ。僕はクリスマスにおける主役の彼。

ラジオ放送本番後の大橋ひろこさん達とも一緒に撮りました!!

 
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僕やななみんは俳優女優なので、色んな格好することも多くあまり抵抗がありません 笑

でも小次郎講師は、大人し目にクリスマスっぽさを。

あんまり講師がふざけ過ぎちゃうのもアレですからね 笑

 

 

 

それではこのブログも今回が2018年最後、ということで、

毎週定点観測で小次郎講師と一緒によく見ている今年の主なチャートを、ここでも振り返ってみましょうか。

 

 

まずは日本の株式指数である日経平均から。

 
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年始1/4の大発会に22年ぶりのロケットスタートとなる+741円を付け、年末の12/27大納会を目前にそれを上回る+750円を記録!

…とは言え10月頭に年初来高値をなんとか更新したかと思えば、まさに“3日天下”であっさりと安値も更新。

世界的にもそうですが、なかなか不安定な相場付きでした。

まさか年末に20000円を切ってしまうとは誰が想像出来たでしょう。

 

 

お次はアメリカのNYダウ。

 
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2月の暴落と、10月そして12月の暴落。

1年内でこんなに暴落にしつこく見舞われる年も珍しい。

特に年末の下げはボラティリティも大きくなって乱高下している事象が顕著です。

年始によく言われていた「ゴルディロックス相場」が終わると、こんなにも暴れるんだなととても勉強になりました。現在1日に600ドル動いても何らおかしくないATR。

今の相場は「リーマンショック級の下げ」だなんて言われております。

このチャートを、皆さんも是非月足にしてご覧になってみてください…。

 

 

次は、そのアメリカとずーっと貿易戦争を今年だらだらと繰り返してきた中国の上海総合。

 
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もう美しいくらいの右肩下がりですね。

移動平均線大循環分析で言えば年初がステージ1だっただけで、後はもうひたすらの下降トレンド継続。

米中首脳会談が実現しても、立て直すことはついぞ叶いませんでした。

この国の復調が認められない限り、今や連動している世界の株価は変調をきたすことはないと言えるでしょう。

 

 

ヨーロッパからは代表してドイツのDAXを。

 
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4~6月で少し盛り返したかと思いましたが、結局年初来の安値を切ってからは加速度を付けて一本調子の下げ。

イタリアの政局不安、イギリスのブレグジット問題、フランスの暴動、そして独立問題や汚職事件で度々揺れるスペイン…などなど、挙げればきりがない程悪材料ばかりのヨーロッパですから、どこの国でも概ねこのような形のチャートを描くのは仕方のないことでしょう。

 

 

 

為替は少しまとめて。

 
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チャート上3つがクロス円。下3つがドルストレート。

ドル円は2018年の前半下がって後半上げてきて、現在は再び円買いに向かっています。年の初めから見れば若干の円高ですね。

と分かりやすく動いているようにも見えますが、他の通貨と比べてみてどうか。

 

クロス円は右肩下がりで強いし、ドルストレートも右肩下がりで強い。

つまり円もドルも強い1年でした。

通貨ペアは相対的なものですから、

先ほどのドル円で見れば円の強さに軍配が上がったとも言えるでしょう。

FXの流れは全般的にハッキリとしたものが多かったので、トレードでは利益を上げやすかったともとれますね。

 

 

 

続いて商品先物を少し見てみましょう、まずは原油。

 
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原油は緩やかな上昇を見せつつ、時折下方向への試しを感じるような下落を繰り返していましたが、それが10月に株式相場の雲行きが怪しくなったタイミングに合わせて大幅な下落が遂にスタート。今は今年の最高値の6割程の値段まで下がってきています。

この原油価格の下落が嬉しい企業もあれば困る企業もありまして、悲喜こもごもですね。

 

 

そして、金。

 
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金はもみ合いを放れた後長らく下落していた下降トレンドが、世界の様々なリスク回避に合わせて徐々に上昇に転じてきました。

時期によって方向性が非常にハッキリしてますね。

チャート分析を拠り所に今年で多くの利益を確保したという方も、沢山いらっしゃるのではないでしょうか。

 

 

 

あとは金利の代表選手で、常にニュースになり誰もが注目するアメリカの10年国債。

 
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利率が時に3%を上回り、インフレ懸念が叫ばれることもしばしばでしたが、ダブルトップを付けてからは落ち着きを取り戻し、今では3%以下をキープしています。

まぁ株式相場が世界的にこう弱気な状況では長期国債の価格自体が上がっていくのは教科書通りの動きではあります。(「卵が先か鶏が先か論争」的な部分はありますが)

来年の利上げ回数は果たしてどうなるのか。

 

 

 

恐怖指数を表すVIXは、分かりやすく年初の下げと年末の下げ2回で大きく敏感に反応しています。その時期のオプション価格の高騰を如実に表していますね。

 
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10~20%の間が通常時の数値と言われておりますが、20%超えの日が今年は多いですね。

 

 

 

最後に仮想通貨も見ておきましょう。

 
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これはビットコイン円ですが、高値切り下げの三角保ち合いを下に抜けてからは綺麗に下降相場を形成しています。1年前の昨年末は220万円付近にいたのに、今では40万円近辺の推移。すっごいブレですね。まさに盛者必衰の理をあらわす。

仮想通貨元年、なんて叫ばれた直後の年にバブル崩壊。投資商品としての安定化はまだまだ先か。

 

 

 

こうやって1年全体を俯瞰的に見渡すと色んな事が見えてきますね。

長くなってしまってすみません 笑

変化に気付くためにも、定点観測ってやっぱり大事。

これらチャートが来年2019年になり、どのように変貌していくのか。今から楽しみです。

皆様の相場展望も是非お聞かせください。(小次郎講師流では「予想はよそう」ですが!)

 

 

 

 

今週のクイズ対決では、なんと聖夜の奇跡が。

僕学級とななみん学級で、まったくの同点となりました!

 

今回の罰ゲームは「コスプレのキャラクターを忠実に守りながら、今年の皆様への感謝を述べる」というものでしたので、仲良く2人とも実行で。平和な罰ゲーム納めでした!

(ななみんのトナカイは順当に正当に可愛いですね。僕も可愛く生まれて来たかった…なんだよこのふざけた僕の格好……用意したのはそりゃ自分ですけども!!)

 
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(ななみんと一緒にトナカイの鳴き声を予習したのに、本番に活かしてくれなかったのが心残り。「トナカイってどうやって鳴くの!?」と思った方は検索検索。)

 

 

 

小次郎講師からの年末年始相場の注意点としては

 

・年が明けると投資家心理から相場の流れが変わることもある

・通常の年よりも日本の休場期間が長い(12/28大納会→1/4大発会)ので、正月休み明けの窓空けに要注意

・欧米市場は12/31に終わり、1/2からもうスタートするので、それに連動する銘柄のポジションを年越しで持つ人はスケジュールを確認必須

 

とのことです。

 

 

皆さん、これらを“一応は”念頭に置いて、楽しくゆったりとした年末年始を過ごしましょう!

たまには相場のことも忘れて。

こういう時でないと我々日本人は思い切って休めませんから…!

 

(先日発表されたランキングによると、先進国G7内で日本は今年も「労働生産性」と「有給取得率」などでワースト1位だったそうです。特に労働生産性の部門では47年連続最下位。ひぃっ!)

 

 

効率よく仕事も投資もバリバリ頑張る為にも、

これから1週間ほどは骨休めといきましょう。

特に今回の年越しは土日の関係上いつもより長め冬休みの企業も多いですからね。

 

あ!温泉とか、いいっすねぇ!行きたいっすねぇ。

 

 

また来年、元気な皆さんにTOCOMでお会いできることを楽しみにしています。

(来年は1/8から再開予定です)

それでは!さらば2018年!

 
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今年もありがとうございました!

良いお年を。

 

 

 

廣瀬 瞬

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