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TOCOMスクエア通信 (No.0758 2019/6/28)
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昨年12月、日本政府が国際捕鯨委員会(IWC)からの脱退を表明し、いよいよ週明けの7月1日から、31年ぶりに商業捕鯨が再開されます。
今はすっかり貴重で高級品となってしまった鯨ですが、日本の歴史を見てみると江戸時代中期以降、庶民の食べ物として広く普及し、敗戦後の食糧難の時代には貴重なタンパク源として欠かせない食材だったのだそうです。1人当たりの食肉供給量でも、昭和37年までは鯨が、牛、豚、鶏を上回っていたのだそうです。しかし、IWCが商業捕鯨を禁止した昭和57年以降、流通量が激減してしまいました。
実は私の故郷、新潟の夏の郷土料理として「鯨汁」があります。鯨の皮つきの背脂が入ったナスなど夏野菜の味噌汁で、これを食べると夏バテしないと言われているのです。当時すでに品薄で高級品となっていた鯨肉ですが、郷土料理を伝承するためと、小学校の給食に一年に一回出てきたのです。家で、鯨汁を食べて来た子たちは美味しい美味しいと食べていましたが、我が家では食べる習慣が無かったため、その独特な臭いにどうしてもなじめず、唯一残してしまった私にとっては恐怖のメニューでした。
実は、調査捕鯨の鯨肉は、検査が終わるまで保存処理ができず、どうしても味が落ちて、臭いが出てしまうのだそうです。
商業捕鯨を再開することで、これから再び鯨肉がスーパーに並ぶ可能性が出てきたわけですが、鯨に対しての苦手意識を持っている人が多いこと、また30年間食べてこられなかったことで、もはや食べ方を知らない人が多いため、消費が伸びないのではないかということが、今、心配されているのです。
そこで、今年に入ってから、長崎、和歌山、千葉など各地で、鯨料理の料理教室やワークショップといったイベントが開催されてきているほか、「鯨肉とはそもそも何か」を知ってもらうため、鯨肉の部位、解凍・熟成方法、クジラ料理のレシピをPDFで1冊にまとめた「鯨肉料理マニュアル」を誰でもサイト上で無料ダウンロードできるサービスも開始されたんです。https://www.kujiraniku.com/html/page1.html
「はりはり鍋」「くじらの漬け丼」「鯨ステーキ」「大和煮」「さえずりおでん」などなど。
30年前と違って現在は冷凍技術、流通の温度コントロールも進化しているので、鯨肉は格段に、柔らかく美味しくなっているそうです。是非、試してみたいですね!
さて、本日のTOCOMマーケット、株価の下落で金は上昇しましたが、原油は反落しました。ゴムも、とうもろこしも反落です。(郁)

【目次】
1. TOCOMスクエア情報
2.市況情報
◆騰落率ランキング
◆マーケット概況
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1. TOCOMスクエア情報
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□■公開ラジオ放送□■
◆ TOCOMスクエアでは平日午後6時よりラジオNIKKEIの投資・経済番組「マーケット・トレンド」の公開放送を行っています。皆さまのお越しをお待ちしております!

本日の番組
「岡安盛男のFXトレンド」
コメンテーター:岡安盛男さん(FXアナリスト)
キャスター:辻 留奈(ラジオNIKKEIアナウンサー)

前回の放送から
「2019年原油市場、ここからの価格変動要因」
コメンテーター:小山 堅さん(日本エネルギー経済研究所 常務理事 首席研究員)
「原油相場、足元では金融相場との相関が薄れている背景には、米中貿易摩擦から中国はじめ世界の景気後退リスクが懸念され始めていることでエネルギー需要の伸びが下方修正されていることが影響しています。
米シェール革命で、米企業が社債を発行し資金調達を行って原油・ガスの生産を行うようになってから、金融要因が原油市場にも色濃く反映するようになっていますが、そうはいっても原油はコモディティ。需要がないのに生産が過剰となれば需給が緩み価格は下落していきます。」
http://radiko.jp/#!/ts/RN1/20190627180000

来週の放送予定
7月1日(月)
「2000万円問題 投資の必要性」
野尻美江子さん(ファイナンシャルプランナー)

7月2日(火)
『小次郎講師のトレードラジオ講座』2019年度第1期
第13回「トレードルール作り10の掟て その1」
小次郎講師

7月3日(水)
「専門家の目~資源価格とマーケット動向」
柴田明夫さん(株式会社資源・食糧問題研究所 代表)

7月4日(木)
「専門家の目~商品市場の動向と今後の見通し
小針秀夫さん(トーキョー・トレーダーズ・タイムズ代表)

7月5日(金)
「岡安盛男のFXトレンド」
岡安盛男さん(FXアナリスト)

□■TOCOMスクエア TV□■
今週の展望&注目ポイントを独自の視点で徹底的に解説する番組です。毎週月曜日(祝日の場合は翌火曜日)午後1時からTOCOMスクエアで公開録画しています(放送は当日午後8時から)。皆さまのお越しをお待ちしております!
今週の放送
https://tocomsquaretv.com/20190625/
※現在TOCOMスクエア3周年を記念して、プレゼント企画を行っています。詳しくは動画をご覧ください!

□■TOCOM投資スクール□■
TOCOMスクエアで、個人投資家を対象とした「TOCOM投資スクール」を開校しています。
毎週火曜日、ラジオNIKKEIのマーケット・トレンドの公開放送後、小次郎講師が1時間程度、トレードについて体系的なカリキュラムにより講義を進めます。参加は無料。事前予約も不要です。是非、ご参加ください!
https://www.tocomsquare.com/2019/06/27/

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市況情報     2019 /6/27
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◆取引概況・帳入値
☆プラッツドバイ原油、3日ぶり反落
米中首脳会談で貿易協議が前進するとの期待から27日のニューヨーク原油先物相場が上昇。その流れを受けてTOCOMドバイ原油市場の日中取引は小高く寄り付きました。その後はNY原油の軟化と円相場の引き締まりを眺めて下落に転じました。中心となる先限(2019年11月限)は、200円安の41,350円。その他限月は、180円~10円安。

☆金、続伸
日経平均株価の下落を眺めて、安全な資産とされる金に投資資金が流入しましたが、一方で、為替が円高に振れたためTOCOM金市場の日中取引は小高く寄り付きました。その後NY金相場の上昇を眺めて水準を切りあげましたが、NY相場の上昇が一服すると伸び悩みました。中心となる先限(2020年6月限)は、24円高の4,885円。その他限月は、15円~23円高。ゴールドスポットは21円高の4,908円。金現物取引、100gは20円高の4,960円。

☆白金、続伸
昨日反落したNY白金相場の戻りと、円相場高という強弱材料が交錯し、TOCOM白金市場の日中取引は動意乏しく始まりました。その後、NY白金相場の堅調を眺めて、やや上げ幅を拡大しました。中心となる先限(2020年6月限)は5円高の2,840円。その他限月は1円安~9円高。プラチナスポットは11円高の2,826円。パラジウム、中心となる先限(2020年6月限)は88円高の5,152円。

☆ゴム、3日ぶり反落
TOCOMゴム市場の日中取引、RSSは上海ゴム相場の下落と円高で安寄りし、その後も軟調に推移しました。TSRは前日の終値と同値で寄り付いた後、水準を切り下げました。中心となる先限、RSS(2019年12月限)は、1円10銭安の193円50銭。その他限月は3円20銭~50銭安。TSR(2019年12月限)は、3円00銭安の157円00銭。その他限月は、1円90銭安~変わらず。

☆とうもろこし、反落
米産地の天候が回復するとの見通しから、供給が増加するとの見方が広がり、需給の緩みが意識されてTOCOMとうもろこし市場の日中取引は安寄りしました。その後、米農務省の作付面積・四半期在庫の発表を前にした様子見で小幅もみ合いで終わりました。中心となる先限(2020年7月限)は100円安の25,320円。その他限月は、160円安~変わらず。

◆騰落率・取引高ランキング◆
値上がり商品(先限、騰落率)
1位 パラジウム +1.74%
2位 金 +0.49%
3位 ゴールドスポット +0.43%

値下がり商品(先限、騰落率)
1位 ゴム(TSR) -1.88%
2位 ゴム(RSS) -0.57%
3位 プラッツドバイ原油 -0.48%
※ 限月切り替えの商品は騰落率ランキングから除く

取引高ランキング
1位 金標準取引 57,112枚
2位 白金標準取引 10,536枚
3位 プラッツドバイ原油 7,235枚

全商品合計取引高(先物)96,675枚
〃 (オプション) 160枚
金現物取引出来高 1枚

日経・東商取商品指数 277.05(前日比: -0.20)

◇ 各商品の価格情報等はこちら
http://www.tocom.or.jp/jp/souba/all/index.html

<参考コラム>
みんコモ
・「海の2020年問題」は今後の原油高につながるのか
【著者】小針秀夫
https://column.cx.minkabu.jp/38933

・米国の原油輸出、拡大傾向続く
【著者】吉田 哲
https://column.cx.minkabu.jp/38939

<参考ニュース>
・日経平均反落、終値62円安の2万1275円 米中会談前で様子見(日本経済新聞)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO46687380Y9A620C1000000/?nf=1

・米ロ首脳「関係改善は双方に利益」 会談で一致(日本経済新聞)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO46703380Y9A620C1FF8000/?nf=1

・NY商品、原油が小幅続伸 米中貿易協議への期待感が支え 金は続落(日本経済新聞)
https://www.nikkei.com/article/DGXLASQ2INYPC_Y9A620C1000000/
日本経済新聞
http://www.nikkei.com/markets/shohin/

ロイター
http://commodities.reuters.co.jp/

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※提供される情報は、商品先物市場への関心を高め、その健全な発展を図ることを目的として提供されるものであり、商品先物取引の売買等に関する助言や勧誘等を行うものではありません。
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